遺品整理をしていると財布は複数見つかるものですよね。
「全て使うわけにもいかないし、かといってこのままポイっと捨てて良いものか・・・」
と迷う方も多いかと思います。
今回は、亡くなった人の財布をどうするのかを考えていきます。
- 亡くなった人の財布を使っている体験談
- 亡くなった人の財布を処分した人の体験談
- 亡くなった人の財布を使うことに対する風水やスピリチュアルの見解
- 亡くなった人の財布を処分する方法5つ
亡くなった人の財布を使うかどうか【体験談】
我が家の場合に故人の財布をどうしているのか体験談をお伝えします。
【父→息子】遺品の財布を使う
祖父が愛用していた財布は、義理の息子(婿養子)である叔父に手渡されました。
「創業者で後継に入った自分が身近な財布を捨てるのは気がひける・・・」といった理由から処分せず手元に置いていました。
ただ、使い勝手という意味ではイマイチだったらしく、会社に安置して本人(叔父)は自分で購入した財布を使っているようです。
それでも、大事なプレゼンの際などは携行することもあるのだとか。
【姉→妹】遺品の財布を使う
叔母が愛用していた妹である母が現在は使っています。
ミニマリストで物持ちもよかった叔母。生前整理を行っていたため死後見つかった財布は2つだけ。
そのうち、日常づかいしていた財布は行き来が最も多かった母が譲り受けました。
もう1つの財布は、友人からプレゼントされた物だったようです。
叔母の死後、財布をプレゼントしてくれたご友人に連絡し、形見分けしたのだそうです。
複数ある財布のうち一部は処分
一般的に、財布は2〜3個以上持っているものですよね?
全てを使うことはなかなか難しいので、一部は処分することに。
祖父祖母は事業をしていたこともあり、古くからの取引先や社員の方もいました。
家族以外の方にもお声掛けし希望された方には状態の良い遺品をお譲りしました。
それでも残った遺品の財布は、仏壇に供えて手を合わせた後一般のゴミとして処分しました。
亡くなった人の財布使う?みんなはどうしてるかリサーチ
一般的にはどうされているのかリサーチしてみました。
亡くなった人の財布を使う人は意外と多い
亡くなった人の財布を使っている人が想像以上に多いことに驚きました。
「母→姉→妹」など遺品がまたいでさらに譲り受けられるケースも。
亡くなった人の財布を使う人の状況
- 高級なブランドの財布だった
- 本革のように時間の経過とともに味が出てくる素材の財布だった
- 故人との関係性が良好で、生前大切にしていたものを使いたいと考えている
- 運気や風水、スピリチュアルに傾倒していない
亡くなった人の財布を処分した人も
手放さず使う人もいる一方で、亡くなった人の財布を処分した方の体験談もあります。
- 自分と趣味が合わないから
- ブランド品・高価な財布だから売って遺品整理や葬儀費用の足しにしたい
- 使う予定はないけど処分するのも気がひけるから誰かに再利用して欲しい
処分理由も様々です。さらに、どう処分するかについても捨てる以外にも選択肢があります。
遺品であるお財布の状態や思入れとを比較して検討してみてくださいね。
亡くなった人の財布を使うのは風水的には良くない
亡くなった人の財布を使うのは、風水的には良くないとされています。
- 遺品や形見は「陰の気」をもつ
- 故人を引きずるようなこととなり良くない
- 布製品の遺品は特に陰のエネルギーが強く注意
- 3年以上使用している財布はそもそも変えるべき(自分のものであっても)
諸説ありますが、遺品の財布を使うことに対して風水上は、肯定的な意見は見つかりませんでした。
亡くなった人の財布を使うのはスピリチュアル的には良いこと
スピリチュアルも風水も素人の私からすると同じようにも思えましたが・・・
スピリチュアル的には、亡くなった人の財布を使うのは基本的には良いことなようです。
- 遺品や形見は故人とのつながり
- 故人や大切な人とのつながりを持つのは良いこと
- 故人が持っていたプラスのエネルギーを受け継ぐことができるから
- 遺品に宿った故人の思いや霊魂が守護霊となって守ってくれるから
一方で注意点もあります。
「亡くなった人自身がマイナスのエネルギーに満ちていた」
「遺品に対して強い不満・不快感を持っていた」
「亡くなった人との関係性が悪い」
こういったケースの場合は、悪影響があるとされています。
遺品の財布を処分方法5つ
残ったお財布を処分する方法についてまとめていきます。
- 寺社に持っていきお焚き上げを依頼
- 【全国依頼OK】お焚き上げサービスを利用する
- 参拝してお清めをした後、可燃ごみで処分
- フリマアプリで売却
- 買取業者に依頼
寺社に持って行きお焚き上げを依頼
財布はお金の出入りがあるアイテムなので、風水や運気を気にされる方も多いです。
故人の思い入れや苦労が詰まっている物なので、そのまま捨てるのではなく、お焚き上げや供養をするのがおすすめです。
数は多くありませんが、個別の供養・お焚き上げに対応してくれる神社やお寺もあります。
- 亡くなった人が信仰していた宗派の神社やお寺
- 亡くなった人が通っていたお寺や神社
- お墓があるお寺
【全国依頼OK】郵送お焚き上げサービスを利用する
ネットからの注文、郵送でも依頼できるお焚き上げサービスを利用するのも手です。
みんなのお焚き上げというサービスでは、郵送で1,000円〜どんな物品もお焚き上げ・供養に応じてくれます。
「でも、ちゃんとお焚き上げしてくれるの・・・?」と不安になる方もいるかと思います。
みんなのお焚き上げでは、提携している寺社でお焚き上げする様子を動画で撮り配信・公開しています。
さらにお焚き上げ完了したことを示す証書ももらえるようです。
祖父母、叔母を亡くした当時このサービスがあれば・・・と悔やまれます。
参拝・お清めをした後に可燃ごみで処分
お焚き上げを依頼するのではなく、自身で処分する方法です。
- 仏壇の前に供えて手を合わせる
- 神社やお寺に参拝する
- 塩やお酒でお清め
お焚き上げには及びませんが、幾分心が軽くなります。
実際に処分する際は、紙袋に入れるなど見えないようにして捨てると良いでしょう。
フリマアプリで売却
お焚き上げ・捨てる以外の選択肢として、誰かに再利用してもらうという方法もあります。
メルカリなどフリマアプリでは、ファッション雑貨・小物は販売件数も多く、売れた際の梱包も楽です。
ハイブランドの財布だけでなくノーブランドの財布でも売れる場合がある点もメリット。
一方で、出品・やり取り・発送…と手間と時間はかかります。出品してもすぐに売れるとは限らないので待つことも多々。
ハイブランド品の場合は偽物を出品してしまうことのないように、真贋鑑定(本物かどうかの査定)や購入時の保証書など気を遣う部分も多いです。
偽物と知らずに出品した場合でも、罪に問われる可能性がありますので注意しましょう。
買取業者に依頼
ブランド財布であれば、買取業者に依頼するのが良いでしょう。
プロの査定士がきちんと偽物・本物の鑑定をした上で、価格づけしてくれます。
自分で出品・販売するのに比べ手間も時間も大幅に削減できます。
「他の人に活用して欲しいし少しでもプラスになったら嬉しいけど、時間はない・・・」という方におすすめの方法です。
買取店への持ち込みのほか、出張買取・宅配(郵送)買取もあリます。
まとめ:亡くなった人の財布を使うかどうかは自分次第
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は、亡くなった人の財布を使うかどうかについてみてきました。
風水やスピリチュアルを重視される方は、処分するのがおすすめです。
一方で、大切な家族・友人・伴侶が使ったお財布であれば、受け継いで使うのもありだと思います。
結局のところ、遺品の財布を使うかどうかは自分の気持ちが一番大切です。自分の気持ちと向き合ってどうするか決めるのが良いでしょう。
- 亡くなった人の財布を使う人もいる(筆者体験談)
- 亡くなった人の財布を使うのは風水的には良くない
- 故人の財布を使うのは、スピリチュアル的には基本的にはOK
- 故人との関係性が悪かったり、負のエネルギーが強い場合を処分を
- 亡くなった人の財布の処分方法は5つ
- 寺社に自分で持ち込んでお焚き上げを依頼
- 郵送対応しているお焚き上げサービスを利用
- 参拝・お浄めを自分でした後で可燃ごみとして処分
- フリマアプリで売却
- 買取業者に依頼
- 亡くなった人の財布をどうするかは自分の気持ちが一番大事