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亡くなった人のベッド使うのはあり?体験談&処分方法5つも解説

亡くなった人のベッド使う

遺品整理で使うか処分するのか迷うのが家具の数々。

亡くなった人のベッドは大きいこともあり処分も簡単ではありません。

「まだ使えそうなら使いたいけどダメかな?」
「他の人はどうしてる?体験談が知りたい」
「処分するとしたらどんな方法がある?」

こういった疑問を解消していきます。

この記事でわかること
  • 亡くなった人のベッドを使っている体験談
  • 亡くなった人のベッドを処分した体験談
  • 他の人がどうしているかの体験談集
  • 遺品のベッドの処分方法5つ
目次

【体験談】亡くなった人のベッドを使う/処分どちらも経験

知恵袋など質問サイトを見ていても、みなさん遺品のベッドをどうするかを気にされているようでした。

我が家では、祖父、祖母、叔母の死を通して1台のベッドはそのまま使い続け、もう1台は処分しています。

はとつる
どんな理由で遺品のベッドを使うor処分したのか、皆さんの参考になれば幸いです。
経緯
  • 2005年:祖父が亡くなる 
    祖父が使っていたベッドはそのまま祖母が使うことに
  • 2015年:祖母が亡くなる
    祖父から祖母へと受け継がれたベッドを今でも保管
  • 2018年:叔母が亡くなる
    使っていたベッドを処分

祖父の遺品のベッドをそのまま使い続けている理由

もともと祖父が使っていたベッドを亡くなった今も使い続けている理由は

かなりお高い介護用の電動ベッドだから

肝硬変を患い、最後は腹水がたまり寝起きするのが大変になってしまった祖父。

体格もよく体重も70キロ以上あったため、介護する家族の負担を減らそうと介護用の電動ベッドを購入しました。

ベッド自体の昇降はもちろん、足だけ、頭部だけなど細かく角度も調整でき、手すりやテーブルもついているものでした。

とっても多機能で今でも重宝していますが、50万円はするベッドなのです。

さすがに亡くなったからという理由だけで処分するには高すぎる・・・という話になり使い続けています。

祖母の介護の時にも重宝し、20年を経て孫が里帰り出産した際に大活躍でした。

はとつる
ちなみに20年ほど使っていますが「気持ち悪い」という感覚もなく変な心霊現象もありませんよ。

叔母のベッドを処分した理由

祖父が使っていたベッドは、受け継がれ現在も保管してある一方で、叔母のベッドを処分した理由は

「一人暮らしで再利用する人がいなかったから」

一人暮らしをしていた叔母のベッドは誰も使う人がいなかったため処分することにしました。

特別高いベッドでなかったので処分する際も気が楽でした。

他の家具家電の引き取りもあったため粗大ごみではなく、不用品回収業者に依頼しました。

はとつる
遺品整理に特化した業者もあるため探してみて下さい。

亡くなった人のベッド使う人は多い?みんなの意見

私の場合は、遺品のベッドを使い続ける・処分するどちらも経験しましたが、「一般的にはどうしているのか?」も見ていきましょう。

気にせず使っている人もいる

特に気にならないから使い続けるという意見は、少数派ではありました。

同居していた義母の遺品のベッド…旦那に使ったらと言ったら、嫌だとのこと…皆さんは、やはり処分しますか?

因みに私は、実父の遺品のベッドをゆずり受け、寝ています。

遺品のベッドは、使いますか?処分しますか? – 発言小町

「使えるから使う」「高級ベッド/マットレスだから継続して使う」という理由です。

介護ベッドを持っている方は「自分で使う機会はないけれど、誰かに活用して欲しいから寄付したい」と考えている方も。

処分する派が多め

そのベッドを使う人がいるのなら使えばいいし、使う人がいなければ処分すればいいと思います。
私も母が亡くなった時、使う人がいなかったのでお酒と塩をまいて処分しました。
使わないのに置いていたら時間がたつにつれ処分しにくくなると思います。

亡くなった母が最後の時を迎えたベッドは、処分した方が良いのでしょうか。Yahoo!知恵袋
https://twitter.com/nobiemon3776/status/1623368910925094912
https://twitter.com/maruhukumaru/status/1697055306176733414

「縁起が悪いような気がするから」「単に使う機会がないから不用品として処分したい」といった理由から処分する派が多かったです。

>>処分方法を確認する

亡くなった人のベッドを使うか処分するかの判断基準

亡くなった人のベッドを使うか処分するか迷った時の参考にしてみてくださいね。

活用するかどうか

  • 遠方の実家
  • 一人暮らしだった方の遺品
  • すでに1人1人にベッドがある

といった場合は、処分するのが賢明でしょう。

ベッドだけ単品で残すのではなく、他の遺品と一緒に処分してしまうのがおすすめです。

保管・設置場所の問題

ベッドは家具家電の中でも大きく場所を取ります。

活用する見込みがあったとしても、保管・設置に困りそうだったら一度処分するのが良いでしょう。

※ベッドフレームを解体すれば省スペースにも対応可能です。

ベッドの価格

  • 介護用電動ベッド
  • シモンズのような高級ベッド
  • 買って間もないベッドやマットレス

の場合は、捨てるのにも気が引けますよね。

手持ちの古いベッドやマットレスを処分して、故人が使っていたベッドを残すという選択肢もあるでしょう。

心情的な問題

実際はこれが一番大きいです。

どんなにベッドの状態が良くても新しくても、「なんとなく気が引ける」「縁起が悪い気がしてしまう」といったネガティブな感情がある以上、使わないほうがよいでしょう。

亡くなった人のベッドの処分方法5つ

亡くなった人のベッドを処分する方法をお伝えしていきます。

  1. 不用品回収/遺品整理業者に依頼
  2. 粗大ごみとして廃棄
  3. 処分場に自ら持込む
  4. フリマアプリに出す
  5. ジモティで譲る

不用品回収/遺品整理業者に依頼

メリットデメリット
日程が柔軟に調整できる
短期間で片付けられる
荷物が多くても安心
急ぎの対応も可
手間が省ける
費用がかかる

最も一般的な方法です。

他の遺品や不用品と共に一括で引き取ってもらえるので一度に片付きます。

遠方の実家を整理する場合や忙しい方には心強いですね。

業者に来てもらう日程も柔軟に組め、最短で対応してもらえるのもメリットです。

はとつる
無料一括見積もりサービスを利用すれば、費用も日程も合う業者を見つけられます。

粗大ごみとして廃棄

メリットデメリット
安く処分できる
自分で搬出しないといけない
ベッド以外にも荷物が多いと面倒
粗大ごみの収集日が先のことがある

ベッドやマットレスは、粗大ごみとして自治体でも回収してもらえます。

安く処分できるので処分するものが少ない時にはとてもありがたいですね。

一方で、自分で運び出さないといけない点や粗大ごみの収集日が申し込みから1か月程度先になることもある点に注意が必要です。

急いでいる場合や収集日の都合をつけるのが大変な方は避けておいたほうがいいでしょう。

処分場に自ら持ち込む

メリットデメリット
安く処分できる
自分で搬出しないといけない
ベッド以外にも荷物が多いと面倒
車が必須&大きさによっては不可能

粗大ごみは自ら処分場に持ち込むこともできます。

持ち込みだと処分費用が安くなったり、持ち込む日時も比較的柔軟に選べたりとメリットもあります。

一方で、ベッドを自分で運び出して車に積み運搬しなければならないので、人数が必要・怪我のリスクもでてきます。

車の大きさ、解体でどこまで小さくできるかは必ず確認しておきましょう。

フリマアプリやオークションサイトに出す

メリットデメリット
処分費用がかからない
プラスになる
そもそも売れにくい
送料が高く梱包も大変
遺品であることを隠しているとトラブルになる可能性も

高額なブランドベッドや介護用電動ベッドであれば、フリマアプリやオークションサイトに出品してみるのもアリです。

フリマアプリメルカリでも、ベッドの出品・販売はされています。

メルカリ ベッド出品

ただ送料も高くつきます。ある程度高いベッドでないと手間だけがかかりプラスにならないでしょう。

ジモティで譲る

メリットデメリット
処分費用がかからない
プラスになることも
搬出入の確認が大変
地域によっては引き取り手が見つからない
遺品であることを隠しているとトラブルになる可能性も

ジモティは地域の人々との互助アプリで、使わなくなったものを譲ったり、もらったりが可能です。

有料・無料どちらでも出品でき、無料であれば引き取り手も見つかりやすいです。

ただ、個人間でのやり取りになるので搬出入をどうするのか、日時の調整などもあり使い慣れていない方にとってはややハードルが高いでしょう。

自分で解体して不燃・可燃ごみで出す【おすすめしない】

メリットデメリット
処分費用がかからない
日程調整が不要
解体したうえで切断しないといけない
マットレスを解体するのは不可能
手間がかかる

意外ですが、ベッドは自分で解体して不燃・可燃ごみとして処分することも可能です。

ただ、自治体によって決められた大きさまで切断しなければなりません。

木製のベッドフレームであればのこぎりで切断することは可能ですが、けがをする可能性もあるのでおすすめできません。

また、スチール/パイプ製のベッドフレームは素人が切断できるようなものではありません。

マットレスも中から繊維や羽が飛び出してきて処理がとてつもなく大変です。

マットレスの種類によっては、粗大ごみとしてでないと廃棄できないものもあります。

※ベッドメーカー・販売店で引き取り

「フランスベッド」や「ニトリ」「IKEA」などベッドメーカーや販売店で引き取ってもらう方法もあります。

が、あくまでも「下取り」という扱い。引き取ってもらうお店で新しくベッドorマットレスを購入した場合のみ引き取ってもらえます。

はとつる
ベッドを扱う会社20社以上を調べましたが、引き取りだけを行っている会社はありませんでした。

「亡くなった人のベッドは処分して新しくベッドを買う」という状況はなかなか無いと思いますが、もし該当される方がいたらおすすめの方法です。

下取りは無料~10,000円程度とメーカー/販売店により異なります。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

亡くなった人のベッドはそのまま使っている人は少数派ですが、一定数います。

処分する場合は、不用品回収・遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。

遺品整理業者に頼めばきちんと供養をしてから処分してもらえます。

「使う予定はないけど処分するのも気が引ける・・・」という方でも気持ちの負担が軽減できますよ。

この記事のまとめ
  • 亡くなった人のベッドをそのまま使う人も一定数いる
  • 高額なベッドだったため使っているが特に気にならない【体験談】
  • 遺品のベッドを処分する方法は
    • 不用品回収/遺品整理業者に依頼【おすすめ】
    • 粗大ごみとして処分
    • 処分場に持ち込み
    • フリマアプリ出品
    • ジモティで譲る
  • 大事なのは自分や家族がどうしたいか?という気持ち
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