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亡くなった人の衣類を寄付できる団体・店舗9|寄付する際の注意点や方法まとめ

亡くなった人の衣類 寄付

亡くなった人の衣類は捨てる、売る以外にも「寄付する」という選択肢があります。

「捨てるのは気が引けるけど、そろそろ整理したい・・・」
「フリマアプリで遺品を売ることには抵抗がある」
「寄付するにしても、どんなところがある?」

こんな疑問を持っている方向けの記事です。

この記事でわかること
  • 故人の衣類を寄付できる団体や店舗
  • 寄付を受け付けている団体ごとの受け入れ品目や注意点
  • 服を寄付する際の一般的な注意点
目次

亡くなった人の衣類を寄付できる団体【NPOなど】

メルカリやリアルなフリーマーケットで「販売」となると少し気が引ける方もいるでしょう。

寄付という形であれば他の方に役立てることで、心置きなく手放せるという方も多いのではないでしょうか?

はとつる
故人としても悪い気はしないはずですね。

亡くなった人の衣類を寄付できる団体をいくつかピックアップしました。

  • JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)
  • フルクル(ブリッジ エーシア ジャパン)
  • いいとこショップ(いいとこファーム)
  • 日本救援衣料センター
  • ワールドギフト
  • セカンドライフ(グッドライフ)
  • 古着DEワクチン

JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)

集まった古着などを国内外で販売し、その売り上げをパキスタンの子供たちへの学校運営費として活用している団体です。

対象品

新品の女性用下着・パジャマ・靴下・枕カバー

中古でも可のワイシャツ・Tシャツ・セーター・ブラウスなど​​

衣服以外にも、かばんや靴、帽子などファッション小物もOK

寄付の受付期間が1年で3回と区切られています。

常時受け付けているわけではないため注意しましょう。

梱包方法の指定あり(段ボールNG)
送料負担など送料負担あり
持ち込み可否持ち込みも可
注意点①寄付の受付期間が限られている
注意点②対象品目が細かく指定
公式HPJFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)

フルクル(ブリッジ エーシア ジャパン)

寄付された古着をリサイクル業者に売却し、その収益をミャンマーやベトナムでの学校建設や植林活動、環境保全に充てています。

対象品

下着含め中古の衣類全般(スーツやジャケットも可)

シーツ・タオル・ぬいぐるみも可
衣服以外にも、かばんや靴、帽子などファッション小物もOK

寄付できる品目が幅広く、NG品目も分かりやすいので送りやすいです。

梱包方法の指定段ボールor紙袋
送料負担など送料負担あり
持ち込み可否持ち込み可
注意点①30箱以上を送付する場合は事前連絡必須
注意点②倉庫の休み期間がある
公式HPフルクル(ブリッジ エーシア ジャパン)

いいとこショップ(いいとこファーム)

衣類に限らず、不用品全般を受け付け、日本国内外の貧困に悩む子どもたちに支援品を届けています。

対象品

新品の下着、肌着、靴下、タオル、ストッキング、ハンカチ

中古でも可のワイシャツ・Tシャツ・セーター・ブラウスなど​​衣料全般

衣服以外にも、かばんや靴、帽子などファッション小物、家電など幅広くOK

おもちゃ、ぬいぐるみ、キッチン用品、ランドセル、家電やアウトドア用品など、幅広い品目を受け付けてくれるのがメリット。

さらに、寄付した明細がすべて掲載されるので役立っていることが明確に分かり安心感があります。

梱包方法の指定段ボールor紙袋
送料負担など送料負担あり
持ち込み可否持ち込み可
注意点①複数の寄付先があり、自分で選べる
注意点②寄付のスタイルも2種類ある
公式HPいいとこショップ(いいとこファーム)

日本救援衣料センター

アフリカや南米を中心に世界各国に衣料品を寄贈している団体です。

対象品

新品の下着、肌着、靴下、パジャマ・タオル・作業着

中古でも可のワイシャツ・Tシャツ・セーター・ブラウスなど​​衣料全般

「衣料センター」という名前からも分かるように、衣料品以外は寄付を受け付けていません。

ファッション小物やぬいぐるみ、文具、食器などは対象外なので気をつけましょう。

梱包方法の指定段ボールor紙袋
送料負担など送料+海外輸送費負担あり
持ち込み可否原則不可。持ち込み会場設置時はOK
注意点①衣類のなかでも、受付不可のものが複数ある
注意点②10箱以上など量によっては事前連絡必須
公式HP日本救援衣料センター

ワールドギフト

洋服に限らず、使える不用品をリユース・再資源化し、国内外の団体への寄付や支援を行っています。

対象品

中古の下着や靴下含む衣料品全般

衣服以外にも、かばんや靴、帽子などファッション小物、家電、食料品、医療品など幅広くOK

今まで見てきた中で最も網羅的に、幅広い品目の寄付を受け付けている団体です。

配送料が高めなので、寄付という視点で送るようにしましょう。

梱包方法の指定段ボール
送料負担など送料+海外輸送費負担あり
持ち込み可否不可
注意点①寄付先を自分で選べる
注意点②寄付のスタイルも2種類ある
公式HPいいとこショップ(いいとこファーム)

セカンドライフ(グッドライフ)

国内外でリユースを手掛ける団体で、寄付の「見える化」に力を入れています。

対象品

普段着、ジャケット、スーツなど​​衣料全般

道着、着物、浴衣、制服といった他では受付不可のものもOK

衣服以外にも、かばんや靴、帽子などファッション小物、家電、文房具、食器など幅広くOK

梱包方法の指定段ボール
送料負担など専用キット(有料)
持ち込み可否不可
注意点①寄付する際は事前連絡必須
注意点②箱のサイズ指定あり
公式HPセカンドライフ(グッドライフ)

他の寄付団体に比べ、1件1件の寄付や品物を大切に扱っている印象です。

供養も行ってくれるので、遺品整理にも最適です。

遺品整理のタイミングでも、不要品の処分が発生するため、寄付のお申し込みを頂く事が多いです。

ご高齢の親族の方の遺品を整理される場合などは、着物、日本人形・フランス人形などのお人形、故人様のお持ちだった食器、調理器具、雑貨、お洋服などがよく出てきます。

自分のものではないものを整理するため、ものにあまり思い入れがない事と、使う人がいなくなっているため、処分したいものが増える傾向にあります。

その半面で、特に故人様の持っていたお人形やぬいぐるみなどは、「供養を行ってから処分したい」というご要望が多いです。

セカンドライフでは、定期的に実施している合同供養会で、丁寧に供養させて頂いた後に、不用品としてごみ処分せずに、不要品としてリユースしますので、気持ち良い処分方法だと言っていただける事も多いです。

遺品整理で、出てくる不要品
はとつる
故人の思いが気になる方、遺品をリユースしていいのか?と不安中でも安心です♪

古着DEワクチン

回収した古着を新興国で販売し、売上の一部をポリオワクチンとして寄付するスタイル。

対象品

新品未使用のタオル類全般

中古でも可のワイシャツ・Tシャツ・セーター・ブラウスなど​​衣料全般

衣服以外にも、かばんや靴、帽子、ネックレスなどファッション小物もOK

寄付できるのは衣類関係に含まれ、家電やおもちゃなどは対象外です。

梱包材も専用キットが送られてくるので、自分で用意する必要がなく便利です。

梱包方法の指定専用キットの梱包材
送料負担など専用キット(有料)
持ち込み可否不可
注意点①新品であっても下着は寄付NG
注意点②専用キット購入後、送付を待つ
公式HP古着deワクチン
はとつる
遺品整理として活用している方の声が複数載っていました。

亡くなった母が残した洋服を見ると着ていた姿を思いだし、わたしもサイズが合わないのにどうしても廃棄できないでいました。そして昨年自分が病気を発症。体力あるうちに処分しようと片付けていたところに「古着deワクチン」を見つけすぐ申し込みました。服、靴、帽子などを詰め込み発送。カンボジアは大好きな国なので部屋も心も満足いく結果になりました。

古着DEワクチン レビュー一覧

亡くなった人の衣類を寄付できるお店【衣類を扱う店舗】

「発送したりするのは手間・・・」と言う方でも気軽に活用できるのが、店舗での衣類回収制度

常時回収を受け付けている2社をご紹介します。

ユニクロ・GU・PLST(ファーストリテイリング系)

ユニクロは高齢の方でも使っている頻度が高いブランドですよね。

寄付するのは面倒だけど捨てるのもちょっともったいない・・・という方は店舗持ち込みしてみてはいかがでしょうか?

はとつる
我が家も亡くなった祖父母、叔母含めユニクロのフリースをはじめヘビーユーザーでした。
ブランドの指定あり
ユニクロ・GU・PLST製品のみ
設置ユニクロ・GU店頭
注意点洗濯必須

H&M

H&Mのすごい点は、ブランドを問わず回収しているところ。

衣類の状態も問わず、布地でもOKという寛容ぶり!

さらに、リサイクルに協力するとデジタルクーポンももらえるようです。

気軽に持ち込めるので近隣に店舗がある方は活用してみましょう。

ブランドの指定なし
H&M以外でもOK
設置H&M店頭
注意点スタッフに声がけ

亡くなった人の衣類を寄付する際の注意点

亡くなった人の衣類を寄付する際の注意点をまとめておきます。

  1. 寄付できる品目・状態を事前に確認しておく
  2. 洗濯を済ませ汚れがひどいものは避ける
  3. ポケットの中身や付属品を確認
  4. 返還は不可なので選別は慎重に
  5. 配送料など負担を確認

寄付できる品目・状態を事前に確認しておく

寄付できる品目については、団体ごとに指定されているので、寄付をする前にホームページや電話で必ず確認しておくようにしましょう。

寄付が集中している品目を一時的に受付ストップにしたり、不足している品目を募集しているケースが多いです。

はとつる
新品、中古品の区別も含め細かく指定されていることもあります。事前確認必須!

また、中古の衣類の寄付を受け付けている場合でも、汚れや破損がひどい場合はどの団体・店舗も受付しません。

一般的に受け付けてもらえない品目
  • シミや汚れがひどいもの
  • 破れなど破損しているもの
  • 使用済みの下着類
はとつる
「友人知人に譲ることができるか?」を基準にすると分かりやすいですよ♪

洗濯を済ませ汚れがひどいものは避ける

新品の場合は必要ありませんが、中古品の場合は洗濯を済ませておきましょう。

洗濯しても落ちないシミがある場合には、寄付を見送ったほうがいいです。

コートなど自宅で洗えないものは、クリーニング済みのもののみにしておきましょう。

寄付するためにわざわざクリーニングするのは費用面で負担になるので、処分してしまうのがおすすめです。

ポケットの中身や付属品を確認

寄付する洋服の中に貴重品などが紛れ込んでいないか確認しましょう。

洗濯済みの服を送るので、基本的には洗濯時に気が付くはずですが、念のため確認を。

さらに付属品もつけ忘れがないか確認しておくとよいです。

確認ポイント
  • 内ポケット
  • 外ポケット
  • フード
  • ベルト
  • ボタン

返還は不可なので選別は慎重に

どの団体、店舗も返還は対応していません。

送付であれ持ち込みであれ寄付したものを、後から「返して」とは言えないわけですね。

そのため、寄付するかどうかの選別は慎重に行いましょう。

配送料など負担を確認

寄付をする際に注意したいのが配送料の問題です。

  • 配送料を団体側で負担してくれるところ
  • 発送元(寄付する私たち側)で負担
  • キット購入で、段ボールや配送料をセットで負担

いずれかのパターンです。

発送元(寄付する私たち側)で負担するケースが多いようです。

なるべくまとめて送るほうが配送料を節約できるでしょう。

はとつる
1,000円~2,000円程度はかかってきます。

まとめ:亡くなった人の衣類を寄付して役立てよう

最後までお読みいただきありがとうございます。

亡くなった人の衣類を寄付することで、他の方の役に立てるだけでなく処分する際の罪悪感も減ります。

遺品整理業者に依頼したり、自分で一般のゴミとして捨てるのに比べ時間や手間はどうしてもかかってしまいます。

しかし「処分するのはどうしても心が痛む」という方には、とても有意義な方法でしょう。

この記事のまとめ
  • 亡くなった人の衣類を寄付できる団体は多い
    • JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)
    • フルクル(ブリッジ エーシア ジャパン)
    • いいとこショップ(いいとこファーム)
    • 日本救援衣料センター
    • ワールドギフト
    • セカンドライフ(グッドライフ)
    • 古着DEワクチン
  • 各団体ごとに寄付可能な品目や配送料が異なる
  • 寄付する際はHPや電話での事前確認を
  • 寄付する際の注意点
    • 寄付できる品目・状態を事前に確認しておく
    • 洗濯を済ませ汚れがひどいものは避ける
    • ポケットの中身や付属品を確認
    • 返還は不可なので選別は慎重に
    • 配送料など負担を確認
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